システムの概要

本システムは無線&乾電池方式です。(障害物が少ない場合、距離1kmの通信)

目的

  1. 電力を個別監視し、電力削減対策の効果を確認できます。具体的には、契約電力(需要電力(3φ-200V)の30分単位の平均値で、デマンド値(最大需要電力)とも言われます。)と使用した電力量を表示/保存します。
  2. 無線式なので親機と子機の配線/配管工事が不要です。また子機は乾電池式でAC電源が不要です。そのため設置工事が簡易です。

ブロック図

システム構成

親機+PC、中継機、子機の3点で構成されます。

1.親機+PC:PCアプリで各子機の監視/制御/測定データ収集&保存の設定ができます。

親機の電源は、PCのUSBより給電されます。

2.子機

リチウム乾電池2個で動作します。一年以上の寿命があります。(販売店とのメンテナンス契約が必要です。)

1台当たり監視(4箇所)が可能です。
・1システム当たり子機は最大8台です。
・最大32箇所の監視/制御が可能です。

中継機

(注)中継機は見通しの良いところ、電波状態の良いところでは必要としない場合が多い。

  • 見通しが良い場合は、約1kmの通信が可能です。親機と子機の間に遮蔽物があると通信状況が悪くなります。
  • 中継機から、親機と子機の両方が、できるだけ見通せる位置に設置して下さい。中継機により遮蔽物を迂回し通信します。
  • 屋外の子機を中継する場合は窓の近くで、通信状況が良くなる位置に設置して下さい。
  • 屋内の子機を中継する場合は、親機と子機の両方が見通せる位置に設置して下さい。
  • ストラップを用いて吊り下げて設置して下さい。横置きにしないで下さい。
  • USB用ACアダプタより給電します。

システムの概略(イメージ図)

照明電力監視(例)

事務所の照明、IT等

クレーン、コンプレッサ、エレベータ(例)

PCの専用アプリ画面(例)

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